

Historyイル・プルーの
原点と継承


継承されるイル・プルーの
原点はここから
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌの原点は、今は亡きオーナー・パティシエ弓田亨が抱いた
「日本で本場フランスと同じ味わいのフランス菓子を作りたい」という強い想いにあります。
フランス菓子の本質である多重性と多様性、
そしてその奥深い味わいを日本の地で再現することを目指し、
1986年に東京・代々木上原で創業しました。

BRAND Name
ブランドネーム
IL PLEUT SUR LA SEINE
――フランス語で、
「セーヌに雨は降る」という意味です。
初めてのフランスでの研修。小雨にけむるセーヌの河岸は、ちょうど2歳になり片言を話し始めたばかりの、日本に残してきた子供を偲ぶための、これ以上とない情景でした。子供心にも全てを理解し、母の腕の中で「行くな」とバタバタあばれる様は、私の忘れえぬ、生きていく限りの心の傷であり、私のお菓子作り の人生を大きく規定するものでした。
店を開くにあたり、あの時の思いを織り交ぜた名前を付けたいと考えました。精神性溢れるお菓子作りをめざし続けるための、自戒を込めた名前の選択でした。
「セーヌに雨は降る」
私のお菓子作りへの思いと生き様は、全てこの名前の下にありました。
BRAND History
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌが継承していきたい想い
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌは、創業以来「本物のおいしさ」を追求し続けてきました。
私たちが目指すのは、ただ美味しいだけではなく、食べる人の心と身体に深く響く、真の味わいを届けることです。
そのために、素材選びから製法、提供の仕方に至るまで、妥協のないこだわりを持ち続けています。
01
本物のフランス菓子を
日本で届ける
フランス菓子の魅力は、その多重性と多様性にあります。イル・プルーでは、フランスの風土や文化を尊重しながら、日本の素材や環境に合わせた独自の工夫を加えています。
その原点には、フランスで出会ったパティスリー・ミエの元オーナーシェフ、ドゥニ・リュッフェル氏の存在があります。素材の質と味わいの本質を徹底的に追求するその姿勢に触れたことが、イル・プルーの菓子作りの礎となりました。
季節ごとのオリジナルアントルメや伝統的なフランス菓子を通じて、フランス菓子の真髄を日本で広めることを使命とし、本当においしいフランス菓子を届け続けます。




02
素材への
徹底したこだわり
お菓子作りの味わいは、素材の質によって大きく左右されます。イル・プルーでは、オーナー自らがフランスやスペインなどヨーロッパ各地を訪れ、現地の生産者と直接対話を重ねながら、最高品質の素材を厳選してきました。
これらの素材は、他では味わえない豊かな風味と深い味わいを持ち、イル・プルーのお菓子作りに欠かせない存在です。
この素材へのこだわりを次世代に伝え、真の味わいを守り続けます。



03
食文化の未来を
見据えた挑戦
イル・プルーは、フランス菓子だけでなく、日本の食文化の未来にも目を向けています。日本の食材から栄養素が失われつつある現状に危機感を抱き、「ごはんとおかずのルネサンスプロジェクト」を通じて、心と身体を健康にする食事の提案を行っています。この活動を通じて、次世代に豊かな食文化を継承していきたいと考えています。



04
ワインの本来の
味わいを日本へ
フランスで飲むワインの味わいを日本でも楽しめるようにするため、独自の輸入方法を開発しました。酸素無透過フィルムを使用し、フランスのカーブと同じ環境を再現することで、ワインの本来の味わいを日本で提供しています。この「奇跡のワイン」を通じて、フランスの食文化の豊かさを日本に伝え続けます。



Profile
弓田亨プロフィール
| 1947 | 福島県会津若松市生まれ |
|---|---|
| 1970 | 明治大学商学部卒業後、菓子業界へ 熊本「反後屋」 入店。その後、東京「ブールミッシュ」にて工場長を務める |
| 1978 | パリ「パティスリー・ミエ」にて研修 |
| 1979 | フランス菓子協会よりその研修内容に対し、銀メダルと賞状を授与される 帰国後、東京「青山フランセ」「フレンチ・パウンド・ハウス」にて工場長を務める |
| 1983 | 再度パリ「パティスリー・ミエ」にて研修 |
| 1985 | フランスと日本の素材と技術の違いについて著した 「Pâtisserie française その imagination I. 日本とフランスにおける素材と技術の違い」を自費出版 |
| 1986 | 自らの考える菓子を実際に食べてもらう場を作ろうと、 東京・代々木上原に「ラ・パティスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」開店 |
| 1989 | 「嘘と迷信のないフランス菓子教室」開校 |
| 1994 | ヨーロッパの秀逸な素材での菓子作りをすべく輸入業務を開始 |
| 1995 | パティスリーと教室を代官山へ移転 同年、フランス菓子協会より技術と素材の開拓に対し、金メダルと賞状を授与される |
| 2003 | 東京・恵比寿に製菓材料店「エピスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」開店 |
| 2013 | 食道がん発覚。手術後、10年にわたる療養生活へ |
| 2023 | 11月6日 永眠 |


Books
主な著書
※イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ出版
- 「Pâtisserie française その imagination Ⅰ~Ⅲ」弓田亨著
- 「暮らしの設計200号 嘘と迷信のないフランス菓子」弓田亨著
- 「少量でおいしいフランス菓子のためのルセットゥ 第1巻~第6巻」弓田亨著
- 「狂った食の実態を暴く 破滅の淵の裸の王様」弓田亨著
- 「弓田亨のフランス菓子」弓田亨著
- 「アルティザン・トレトゥール1~ 3巻」ドゥニ・リュッフェル著 弓田亨監修
- 「五感で創るフランス菓子」弓田亨著
- 「新シフォンケーキ 心躍るおいしさ」弓田亨・椎名眞知子共著
- 「一人で学べる とびきりのおいしさのババロアズ」弓田亨・椎名眞知子共著
- 「一人で学べる 押しよせるおいしさのパイ」弓田亨・椎名眞知子共著
- 「Les Desserts レストラン、ビストロ、カフェのデザート」弓田亨著
- 「失われし食と日本人の尊厳」弓田亨著
- 「新版ごはんとおかずのルネサンス基本編」弓田亨・椎名眞知子共著
- 「ごはんとおかずのルネサンス 真実のおせち料理編」弓田亨・椎名眞知子共著
- 「ごはんとおかずのルネサンス 四季の息吹・今昔おかず編」弓田亨・椎名眞知子共著
- 「ごはんとおかずのルネサンス 心嬉しい炊き込みご飯と味噌汁編」弓田亨・椎名眞知子共著
- 「ルネサンスごはんは放射能にもたやすく負けない」弓田亨著
- 「贈られるお菓子に真実の幸せを添えたい」(DVD付)弓田亨著
- 「はじめてのルネサンスごはん おいしいおっぱいと大人ごはんから取り分ける離乳食」弓田亨著
- 「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのお菓子教室」椎名眞知子著
- 「体がよみがえる家庭料理 ルネサンスごはん」弓田亨著
- 「感動の味わい 1~2」ドゥニ・リュッフェル著
- 「本当においしい生地の教科書」椎名眞知子著
- 「奇跡のワイン」弓田亨著
